韓国eSIMの設定方法【2026年版】iPhone・Android別に手順を徹底解説
結論から言います。韓国eSIMの設定は、QRコードを読み込んでプランを有効化するだけです。難しい操作は一切ありません。ただし、事前に確認しておくべき条件がいくつかあります。この記事では、iPhoneとAndroid(Samsung Galaxy・Google Pixel)それぞれの設定手順を、ステップ形式でわかりやすく解説します。
この記事でわかること:SIMロック解除の確認方法 / iPhoneのQRコード・手動入力での設定手順 / Androidの設定手順 / 出発前と現地どちらで設定すべきか / よくあるトラブルの対処法
eSIM設定前の確認事項
設定を始める前に、以下の2点を必ず確認してください。これをスキップすると、現地でeSIMが使えないトラブルになりかねません。
1. SIMロックが解除されているか
日本で購入したスマートフォンは、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)によってSIMロックがかかっている場合があります。SIMロックがかかったままでは、海外のeSIMを設定しても通信できません。
2021年10月以降に発売された端末は、法律の改正によりSIMロックがかかっていません。それ以前の端末を使っている場合は、各キャリアのWebサイトや店頭でSIMロック解除の手続きをおこなってください。手数料は無料のキャリアがほとんどです。
2. 端末がeSIMに対応しているか
すべてのスマートフォンがeSIMに対応しているわけではありません。主な対応機種の目安は以下のとおりです。
| メーカー | 対応モデルの目安 |
|---|---|
| iPhone | iPhone XS / XS Max / XR 以降(2018年以降) |
| Samsung Galaxy | Galaxy S20以降(一部モデルを除く) |
| Google Pixel | Pixel 3以降 |
| その他Android | 機種ごとにメーカーサイトで要確認 |
自分の端末がeSIM対応かどうか迷ったら、eSIM対応機種の確認方法【2026年版】を先にご覧ください。iPhoneとAndroid別の確認手順を詳しく解説しています。
iPhoneでの設定手順
iPhoneのeSIM設定には、「QRコード読み込み方式」と「手動入力方式」の2種類があります。eSIM購入時にQRコードが届いた場合は前者、アクティベーションコードが届いた場合は後者を使います。
QRコード方式(もっとも一般的)
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」をタップ
- 「モバイル通信プランを追加」をタップ
- カメラが起動するので、購入したeSIMのQRコードを読み込む
- 「モバイル通信プランを追加」の確認画面が表示されたら「続ける」をタップ
- プランのラベル(名前)を設定する(例:「韓国eSIM」)
- デフォルト回線の選択画面では「主回線」(日本の番号)をそのまま維持する
- 「完了」をタップして設定終了
注意:QRコードは1回しか使えません。スクリーンショットで保存しておくか、別のデバイスでQRコードを表示しながら読み込む必要があります。同じスマホで表示しながら読み込むことはできません。
手動入力方式(アクティベーションコードが届いた場合)
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」をタップ
- カメラ起動後、画面下部の「詳細情報を手動で入力」をタップ
- SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを入力する
- 「次へ」をタップし、あとはQRコード方式と同じ手順で進める
手動入力のコードはeSIM購入後にメールで届くことが多いです。コードが見当たらない場合は、迷惑メールフォルダも確認してみてください。
Androidでの設定手順
Androidはメーカーによって設定の画面遷移が異なります。ここでは、韓国旅行者に多い「Samsung Galaxy」と「Google Pixel」の手順を紹介します。
Samsung Galaxyの場合
- 「設定」→「接続」→「SIMカードマネージャー」を開く
- 「モバイルプランの追加」または「eSIMを追加」をタップ
- 「QRコードをスキャン」を選択してeSIMのQRコードを読み込む
- 「確認」をタップして内容を確認する
- 「追加」または「アクティベート」をタップして完了
機種や One UI のバージョンによって表記が異なる場合があります。「SIMカードマネージャー」が見当たらない場合は「設定」の検索欄に「eSIM」と入力すると見つかります。
Google Pixelの場合
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」を開く
- 「SIM」または「モバイルネットワーク」をタップ
- 「SIMを追加」または「+」ボタンをタップ
- 「代わりに SIM をダウンロードしますか?」の画面でカメラが起動するのでQRコードを読み込む
- 「アクティベート」をタップして完了
Pixel 6以降のモデルはeSIMのみ対応(物理SIMスロットなし)の機種もあります。自分のモデルを事前に確認しておきましょう。
出発前に設定すべきか・現地で設定すべきか
「eSIMはいつ設定すればよいのか」というのは、よく聞かれる質問のひとつです。結論は、日本にいる間にeSIMのインストールだけ済ませておくのがベストです。
| タイミング | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 出発前(日本で) | Wi-Fi環境でゆっくり設定できる。現地到着後すぐに使える | eSIMの有効期限が早まる場合がある(プランによる) |
| 現地到着後 | 有効期限を無駄にしない | Wi-Fiがないと設定しにくい。空港でのネット接続に手間がかかる |
多くのeSIMは「アクティベートしてから〇日間有効」という仕組みです。インストール(設定)とアクティベート(有効化)が別になっているプランでは、日本でインストールだけ済ませて現地でアクティベートするという方法も使えます。購入したeSIMの仕様を確認してみてください。
なお、機内モードにしている間はeSIMのデータ通信は発生しません。フライト中は機内モードをオンにしておくと、有効期限の無駄遣いを防ぐことができます。
よくあるトラブルと対処法
eSIMの設定でつまずきやすいポイントを、Q&A形式でまとめました。
Q. QRコードを読み込んでも「このコードは無効です」と表示される
QRコードはすでに使用済みか、有効期限切れの可能性があります。eSIM購入先のサポートに連絡して、コードの再発行を依頼してください。多くのサービスはメール対応しています。
Q. eSIMを設定したのに韓国で電波が立たない
まずeSIMのプランが「有効(アクティブ)」になっているか確認してください。Androidは特に「デフォルトSIM」の設定が日本のSIMのままになっていることがあります。データ通信のデフォルトSIMを韓国eSIMに切り替えてください。
Q. 日本のSIMと韓国eSIMを同時に使いたい
デュアルSIM対応端末であれば可能です。通話やSMSは日本のSIM、データ通信は韓国eSIMに割り当てると、日本の番号でも着信しながら韓国の回線でネットを使えます。設定は「SIMカードマネージャー(Android)」または「モバイル通信(iPhone)」で変更できます。
Q. 「モバイル通信プランを追加」の項目が表示されない(iPhone)
SIMロックが解除されていない可能性があります。また、iOS 16以降では「デバイスのeSIM転送」設定が必要な場合もあります。キャリアにSIMロック解除の手続きをしてから再度試してください。
Q. eSIMを削除してしまった。再インストールできるか
eSIMを端末から削除すると、基本的に再インストールはできません。削除前に必ず購入先に確認してください。一部のサービスでは有償で再発行に対応しています。
まとめ
韓国eSIMの設定は、SIMロック解除と対応機種の確認さえできていれば、あとはQRコードを読み込むだけで完了します。
渡航先が決まっている方は、国別の比較ページで実際の価格・容量・対応回線を確認できます。
- SIMロック解除を事前に確認する(2021年10月以降の端末は不要)
- iPhoneはQRコードを「設定 → モバイル通信」から読み込む
- SamsungはSIMカードマネージャー、PixelはネットワークのSIM設定から追加する
- 出発前にインストールだけ済ませておくとスムーズ
- 現地で電波が立たない場合はデフォルトSIMの設定を確認する
韓国eSIMをまだ購入していない方は、こちらの比較記事も参考にしてみてください。