au(KDDI)のSIMは訪日旅行者に向いている?
日本第2位キャリアを2026年版で解説
結論から言います。東京・大阪・京都など都市部を中心に旅行する訪日旅行者には、au回線のSIMが有力な選択肢です。
auはKDDIが運営する日本第2位の携帯キャリアで、市場シェアは約31%(2025年時点)。国内最多となる5G SA基地局41,000局を誇り、都市部での通信品質に定評があります。
auが日本第2位キャリアである理由
auの最大の強みは「都市部での通信速度」です。Opensignalが2024年10月に発表したレポートでは、18部門中13部門で1位を獲得。特に都市部における通信品質の高さが評価されています。
5G SA(スタンドアロン)基地局数は41,000局と国内最多。SA方式はより低遅延・高速な通信を実現する次世代5G構成で、都市部の混雑した環境でも安定した速度を保ちやすいのが特徴です。東京の繁華街、大阪の観光スポット、京都の人気エリアなど、多くの旅行者が集まる場所でこの強みが発揮されます。
auが強い場面・弱い場面
強い場面
- 東京・大阪・名古屋・福岡など主要都市での高速通信
- 人が密集する観光地・ショッピングエリアでの安定した接続
- 5G対応エリアでの動画視聴・大容量データ通信
弱い場面
- 地方・山間部・農村エリアの電波カバーはドコモが上回る傾向があります
- 登山や僻地ハイキングなど、都市から大きく離れる旅程には注意が必要です
つまり旅程が都市部に集中しているなら、auは非常に頼れる選択肢です。一方、地方を広く周遊する予定があるなら、ドコモ回線のほうが安心できる場面もあります。
au vs ドコモ vs ソフトバンク 比較表
| 項目 | au | ドコモ | ソフトバンク | 楽天 |
|---|---|---|---|---|
| 市場シェア | 約31% | 39.7% | 約25% | 約4% |
| 都市部の通信速度 | 最高クラス(Opensignal 13部門1位) | 高速(auより若干劣る傾向) | 高速 | 他3社より低い傾向 |
| 地方・山間部の強さ | 強い | 最強クラス | 普通 | 弱い |
| 5G SA基地局数 | 41,000局(国内最多) | 展開中 | 展開中 | 展開中 |
| 旅行者向けSIM入手しやすさ | 高い(MVNO経由) | 高い | 高い | やや低い |
楽天モバイルは他3社と比べて通信速度・エリアともに課題があり、初めて日本を訪れる旅行者には現時点では推奨しにくいキャリアです。
auを選ぶべき旅行者は?
🏙️ 東京・大阪・京都など都市部中心の旅程 → au回線が有力な選択肢
🏔️ 地方・山間部・農村エリアが旅程に含まれる → ドコモ回線が安心
💴 コスト重視 → povo2.0(auのサブブランド)も選択肢
📅 滞在期間ごとのSIM選びについては→ 滞在期間別・日本おすすめSIMガイドで詳しく解説しています。
外国人旅行者がau回線SIMを入手する方法
au本体(KDDI)は訪日旅行者向けのプリペイドSIMを2018年に廃止しています。そのため、au回線を利用したい旅行者はau回線を使用するMVNO(仮想移動体通信事業者)経由での購入が現実的な選択肢です。
1. ESIM JAPAN(eSIM)
au回線を使用するeSIMサービスで、平均325Mbpsという高い通信速度が特徴。eSIM対応スマートフォンがあれば、日本到着前にオンラインで設定を完了できます。到着直後から高速通信が使えるのは大きなメリットです。
2. Sakura Mobile(物理SIM・eSIM)
ドコモ・au両回線に対応するサービスで、英語サポートが充実しています。海外在住者からの評判も高く、日本語に不安のある旅行者でも安心して利用できます。成田・羽田・関西などの主要空港でも購入できる場合があります。
・Opensignal「Japan Mobile Network Experience Report」(2024年10月)https://www.opensignal.com/reports/2024/10/japan/mobile-network-experience
・KDDI公式「5G SAエリア展開状況」https://www.au.com/mobile/area/
・市場シェア数値:infraexpert.com(2025年時点)
・各社公式エリアマップ(NTTドコモ / au / ソフトバンク)