キャリア解説|2026-03-16

NTTドコモのSIMは訪日旅行者に向いている?
日本最大キャリアを2026年版で解説

結論から言います。地方旅行を予定している訪日旅行者には、ドコモ回線のSIMが最もおすすめです。

ドコモは日本の携帯キャリア市場で39.7%のシェアを持ちます(2025年9月末時点)。2位のau(約31%)や3位のソフトバンク(約25%)を引き離す、国内トップキャリアです。

ドコモが日本最大キャリアである理由

ドコモの最大の強みは「エリアの広さ」です。4G回線の人口カバー率は99%超(出典: ケータイWatch)。人口の多い都市部だけでなく、山間部や離島、地方の集落まで電波が届きます。

たとえば富士山の登山道、九州の温泉地、東北の農村地帯、四国の巡礼ルート(四国八十八箇所:四国地方を巡る約1,200kmの伝統的な巡礼路)。こうした場所でも「圏外になりにくい」のがドコモの強みです。東京や大阪だけを旅行するなら3社とも大差ありませんが、地方に足を延ばすなら話が変わってきます。

ドコモが強い場面・弱い場面

強い場面

弱い場面

つまり「都市部しか行かないけど念のためドコモにしておこう」という選び方は、やや過剰かもしれません。旅程に地方が含まれているかどうかで判断するのがポイントです。

ドコモ vs au vs ソフトバンク 比較表

項目 ドコモ au ソフトバンク 楽天
市場シェア 39.7% 約31% 約25% 約4%
4G人口カバー率 99%超 99%超 99%超 拡大中
地方・山間部の強さ 最強クラス 強い 普通 弱い
都市部の通信速度 高速(auより若干劣る傾向) 高速(上位の傾向) 高速 他3社より低い傾向
旅行者向けSIM入手しやすさ 高い 高い 高い やや低い

楽天モバイルは他3社と比べて通信速度・エリアともに課題があり、初めて日本を訪れる旅行者には現時点では推奨しにくいキャリアです。

ドコモを選ぶべき旅行者は?

✅ 旅程に地方・山間部・ハイキングが含まれる → ドコモが有力な選択肢

🏙️ 都市部のみの滞在 → どのキャリアでも十分
 速度重視 → au / コスト重視 → ソフトバンク系MVNO

📅 滞在期間ごとのSIM選びについては→ 滞在期間別・日本おすすめSIMガイドで詳しく解説しています。

外国人旅行者がドコモ系SIMを入手する方法

1. 日本到着後に購入する(物理SIM)
成田・羽田・関西などの主要空港のキオスクで購入できます。ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店でも取り扱いがあります。購入時にパスポートの提示が必要です。

2. 出発前にオンラインで購入する(eSIM)
eSIM対応スマートフォンであれば、日本到着前にオンラインで購入・設定が完了します。到着直後から使えるのが大きなメリットです。

ドコモ回線を使った旅行者向けSIMとして知られているのが「Sakura Mobile」です(ドコモ・au両回線対応)。英語サポートが充実しており、海外からの旅行者に評判です。

日本のSIMを比較する → ← 日本のキャリア事情まとめに戻る
出典・参考情報:
・ケータイWatch「人口カバー率の定義と最新値」 https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1388925.html
・各社公式エリアマップ(NTTドコモ / au / ソフトバンク)
・市場シェア数値:infraexpert.com(2025年9月末時点)